活動内容

  • 梅雨 熱中症にご注意を!

    2015.06.15

    暑いですね。 まだ6月で梅雨なのに、水浴びも出来そうです。

    梅雨の時期は、熱中症の症状が早く生じやすいことはご存知ですか?

    空気が湿度を多く含むので、汗や熱が身体の外に蒸発しにくくなります。お肌もしっとりしていて脱水になっていない思っていたら、体内深部温度はとっても上昇してしていた。分かりにくいからこその危険がありますね。

    お天気予報のお姉さんが教えてくれる情報に似ていますが(笑)、救急救命看護をしているとき、熱中症の救急搬送はとっても大変でした。なぜか。命に直結するからです。

    少し専門的なお話し≫熱中症と人間の電気

    身体の水分は水ではなく、電解質。NaCl(塩)とK(カリウム)のバランスが大切です。カリウムは値がたった1つ違うだけで死に直結します。例えば火曜サスペンス劇場で良く出る青酸カリウムも微量で死に至りますね。NaClとKが細胞膜間で移動することで電気が発生します。したがって電解質は電気刺激に影響します。カリウムはそこまで変動しないのですが、塩はすぐに変動し、その変動に従ってカリウムが変動します。同時に水分が急激に減少しドロドロ血で腎機能の濾過機能がやられてしまうとカリウムが上昇。電気刺激が上手くはたらきません。

    身体の中で電気といえば、脳と心臓。脳は電気刺激で記憶や感覚を伝達しています。心臓は、心電図を思い浮かべてください。人間は電気で動いているんです。これらの背景から、重度の熱中症はけいれんや意識消失、最終的には心停止が生じます。熱中症がただの脱水だと思ったら大間違い。熱中症は命の危険に近いことがわかっていただけましたか?

    すぐに対策できるのが塩と水。 塩と水のコントロールが予防の第一歩です。水分と塩を適度に摂って、自分の身と仲間の身を守りましょう。